採用活動を進める中で、応募者と会ってみたけど「求める人物像とは少し違う…」といった経験はありませんか?
今回のテーマは、採用におけるミスマッチ。なぜターゲット外からの応募が起こってしまうのか、その原因と解決策を探ります。
そして、ミスマッチを防ぎ、本当に求める人材と出会うための最初の重要なステップについて詳しく解説していきます。
曖昧な募集要項がミスマッチを生む
ターゲットではない人物に対する応募対応は、企業にとっても応募者にとっても、時間と労力の無駄になってしまいます。面接で初めてミスマッチに気づいた時の落胆は大きいですよね。
では、なぜこのようなターゲット外からの応募が後を絶たないのでしょうか?その原因は、もしかしたら「ターゲット設定の曖昧さ」にあるかもしれません。
多くの企業が、「未経験歓迎!」「20代活躍中!」といった、大まかな条件で募集を行っています。もちろん、これらの条件が間違いというわけではありません。しかし、本当に求める人材に響くメッセージになっているでしょうか?
大まかな条件だけでは、本当に欲しいスキルや経験、価値観を持つ人材に「この求人は自分にピッタリだ!」と思ってもらえず、結果として応募が集まらなかったり、ミスマッチな応募者が増えてしまう可能性があります。
採用ペルソナ設計で、もうミスマッチに悩まない!
そこで重要となるのが「採用ペルソナ設計」です。
採用ペルソナとは、自社が求める理想の人物像を、単なる年齢や経験だけでなく、
- 年齢
- 職務経験
- スキル
- 価値観
- キャリアプラン
- ライフスタイル
- 情報収集の方法
など、具体的な要素で詳細に設定することです。まるで一人の架空の人物を作り上げるように、その人の背景や思考まで深く掘り下げていきます。
採用ペルソナを明確にすることで、その後の採用活動は大きく変わります。
採用活動の方針が定まる
定めた採用ペルソナに求人を見てもらい、応募してもらうための戦略を立てることができます。例えば、求人媒体の選定でいえば、ペルソナが普段利用する媒体を選ぶことで、ターゲット層へのリーチ率が高まります。「なんとなく戦略」から脱却するためには、採用ペルソナ設計がとても重要なのです。
ターゲットの心に響く求人原稿の作成
誰にでも当てはまるような言葉を並べても誰も見てくれません。駅前で「男性の方~!」と叫んでも誰も振り向いてくれませんが、「今ワンちゃんを散歩している黒い帽子をかぶった男性の方~!」と具体的になると、当てはまる人は「自分のこと?」と振り返ってしまうのではないでしょうか?
求人原稿でも同じです。設定したペルソナの興味や悩みに合わせた言葉遣いや情報を盛り込むことで、「この求人、私にピッタリかも!」と感じてもらいやすくなるのです。
面接での評価基準の明確化
現場は人手が足りていないから、即戦力となる人材を採用したいと思っているのに、本部側はとりあえず人を増やせばいいと思っていて未経験者を採用にしてしまう…。
そういった組織間での認識のずれ、あるあるではないでしょうか?
社内でペルソナ像を共有することで、面接官の間で評価基準が統一され、軸がぶれることなく採用活動ができます。
採用ペルソナ設計、私たちにお任せください!
採用ペルソナの重要性は理解できても、「忙しい中で一から考える時間がない…」 「ノウハウがないから、うまく設計できる自信がない…」という企業様も多いのではないでしょうか。
ご安心ください!私たちは、貴社の求める人物像を丁寧にヒアリングし、効果的な採用ペルソナの設計を一緒にサポートいたします。
「そろそろ採用ペルソナを考えないとな…」 「これ以上、ミスマッチな応募者対応に時間を取られたくない…」
そう感じたら、ぜひお気軽にご相談ください。
曖昧な採用条件ではなく、明確な採用ペルソナを作り上げることで、本当に必要な人材からの応募を増やし、ミスマッチのない採用を実現しませんか?
まとめ
今回は、採用ミスマッチを防ぐ方法についてお伝えしました。
採用活動をしていく上で、本記事の内容が少しでも参考になれば幸いです。
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