採用活動を進める中で、応募者から提出される履歴書のフォーマットがバラバラで困ったり、面接のたびに質問内容が変わってしまい、面接の質に課題を感じたりすることはありませんか?
今回は、そんな採用現場でよくあるお悩みを解決し、面接の質を劇的に向上させる方法について詳しく掘り下げます。
そして、その解決策となる「履歴書不要」という新しいアプローチが、企業と応募者の双方にとって本当にWin-Winなのか、そのメリットとデメリットを詳しくご紹介します。
履歴書、思い切って「不要」にしちゃいませんか?
面接を行う際、事前に履歴書を応募者に用意してもらう企業が多いかと思います。しかし、市販の履歴書はフォーマットが統一されておらず、応募者がどのフォーマットを選ぶかによって記入する内容が変わってしまいます。
また、PCスキルが高い応募者の場合、自分で履歴書をゼロから作成することも珍しくありません。
応募者ごとに履歴書の内容が異なると、面接担当者はその都度、質問内容を調整したり、情報が不足していないかを確認する手間が発生してしまいます。
これにより、面接の質が安定せず、評価のブレや聞き漏らしにつながるリスクがあるのです。
この問題、実は履歴書を不要にし、面接時にその場でエントリーシートに記入してもらう形式を導入することで解決できます!
履歴書を不要にするメリット・デメリット
履歴書を不要にし、代わりにエントリーシートを導入することで、企業にも応募者にも様々なメリット・デメリットがあります。
メリット
①知りたい情報をしっかり集められる
本当に知りたい情報を、全員同じフォーマットに書いてもらえるので必要な情報をきちんと集められます。これにより、面接前に応募者のことをしっかり把握できるようになり、質問にブレがなくなります。
②情報をパッと見て比べやすい
全ての応募者の情報が同じ形式で整理されるため、担当者は内容をサッと確認できます。シフトの希望など、何人かの応募者を比べたいときも簡単に比較できます。
③面接の質が向上する
知りたい情報はすでにエントリーシートに記入してもらっているので、面接官は応募者のスキルや人柄、意欲など、本当に聞くべき質問に集中できます。これにより、質の高い面接を実施できます。
④応募のハードルが下がる
応募者は「事前に書類を用意するのが面倒…」という負担から解放されるので、応募のハードルが下がります。結果として、応募数の増加、面接ドタキャン率の低下といった効果も期待できます。
デメリット
①面接時間の調整が必要
面接中にエントリーシートを記入してもらうため、通常より10~15分程度、面接時間が伸びることになります。これまで通りの時間を想定していると、面接の時間が足りなくなってしまう可能性が…。記入してもらう時間を想定した上でスケジュールを調整する必要があります。
②応募者への事前説明が必要
履歴書が不要であること、そして面接時にエントリーシートを記入してもらうことを、事前に応募者へきちんと伝える必要があります。もし伝わっていなかったら、必要ないのに応募者が履歴書を用意してしまう可能性があります。誤解を招かないよう、求人原稿内や面接調整連絡の際に、履歴書は不要であることを丁寧に案内するようにしましょう。
③エントリーシートの設計が重要
必要な情報を効率よく集められるように、分かりやすくて適切なエントリーシートを考える手間がかかります。質問の内容やレイアウトをしっかり考えないと、面接の質の向上には繋がりません。
応募者にも企業にも嬉しい「Win-Win」の採用活動へ
履歴書を不要にすることは、企業だけでなく応募者にとっても大きなメリットをもたらします。
「面接の質を安定させたい」「もっと応募数を増やしたい」とお考えの採用担当者様は、ぜひエントリーシートの導入を検討してみてはいかがでしょうか?
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まとめ
今回は、履歴書を不要にすることによるメリット・デメリットについてお伝えしました。
採用活動をしていく上で、本記事の内容が少しでも参考になれば幸いです。
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